「ソフトウェア定義自動車」のファジング・テスト有効活用法

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日本シノプシス合同会社 ソフトウェア インテグリティ グループ プリンシパル オートモティブ セキュリティ ストラテジスト 岡デニス健五

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平均的な自動車には1億行ものソフトウェアコードが含まれていると言われる中、近年、サイバー・セキュリティが自動車開発プロセスの重要な一部となってきています。特に、ファジング・テストは自動車システム上で未知の脆弱性を検出するための強力な手法であることが証明されています。 しかし、インストルメンテーションが限られている場合、特に高性能コンピューター(HPC)などソフトウェア中心のシステムでは、メモリ・リークやアプリケーションがクラッシュしてもすぐに再起動する場合など、特定のタイプの問題が検出されないことが課題とされています。 本セミナーでは、自動車システムの開発にファジング・テストをより効果的に活用していただけるヒントをご紹介すべく、Agent Instrumentation Frameworkを使ってこれまでに検出することのできなかった問題を見つける方法を説明します。 主な内容 ・自動車開発におけるファジング・テストの課題 ・Agent Instrumentation Frameworkについて ・これまで見つけられなかったタイプの問題の検出方法 ・Q&A
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シノプシスのソフトウェア インテグリティ グループは、企業の安全で高品質なソフトウェアの構築と、リスクを最小限にしつつスピードと生産性の最大化させることに貢献します。シノプシスは、アプリケーション・セキュリティのリーダーであり、静的解析、ソフトウェア・コンポジション解析、動的解析ソリューションを提供しており、独自のコード、オープンソース・コンポーネント、およびアプリケーションの動作における脆弱性や不具合を迅速に見つけて修正するためのツール、ペネトレーションテストや静的解析、動的診断サービス、セキュア開発のeラーニング提供、コンサルティングなど総合的なサービスとツールを提供しています。